「DEN open」掲載研究論文用Figure

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本研究成果は、英文誌「DEN」の姉妹誌「DEN open」(オンライン)に、2023年11月4日に公開されました。

当社は、エコー内視鏡を用いた感染性肝嚢胞ドレナージのシェーマを担当いたしました。

DOI:10.1002/deo2.314


Client

昭和大学藤が丘病院 消化器内科 髙野祐一先生

研究概要

70代の男性が上腹部痛と発熱で入院し、CTスキャンで121 mmの感染した肝嚢胞が見つかりました。肝嚢胞と腹水のため、通常の経皮的ドレナージは不可能でしたが、超音波内視鏡(EUS)を使って経胃的にドレナージを実施しました。術後、症状は速やかに改善し、12日後に外部ドレーンを取り外し、53日後に退院しました。この論文は、EUSガイド下ドレナージが経皮的アプローチが不可能な感染性肝嚢胞に対する効果的な治療法であることを報告しています。

 

画像の役割

この図は、肝嚢胞と腹水の存在により通常の経皮的ドレナージが不可能であった状況を示しており、超音波内視鏡(EUS)を用いた経胃的ドレナージの様子を描いています。これにより、他の嚢胞や腹水を介在させることなく、目的の嚢胞を効果的にドレナージしていることが視覚的にも明確に伝わり、読者への訴求力が増しています。

 

 この度、研究成果が「DEN Open」に掲載されたことを心よりお祝い申し上げます。先生のご尽力に深く感謝いたします。今後の更なるご発展をお祈り申し上げます。