本論文は、周術期管理や疼痛管理に関する臨床・実験研究を幅広く扱うオープンアクセス誌「BMC Anesthesiology」に掲載されています(公開日:2024年12月28日)。当社は、TAPAおよびM-TAPAの穿刺部位と薬液注入範囲を示す解剖模式図のイラストを担当しました。
DOI:https://doi.org/10.1186/s12871-024-02878-y
Client
奈良県立医科大学 田中 暢洋 先生
※ご依頼当時のご所属を基に記載しております。現在のご所属と異なる場合がございますので、ご了承ください。
研究概要
本研究は、2019年に報告された腹部術後疼痛管理の新たな手技であるM-TAPAについて、既存の臨床研究を網羅的に評価したスコーピングレビューです。麻酔範囲や疼痛軽減効果、オピオイド使用量などに関する知見が整理されており、今後の臨床応用や研究の方向性を示唆する内容となっています。
画像の役割
本イラストは、従来のTAPAとM-TAPAにおける薬液注入部位と解剖学的位置関係の違いを明確に視覚化したものです。筋層や肋軟骨の位置関係を図示することで、手技の理解が容易となり、読者の臨床応用の一助となっています。
この度、「BMC Anesthesiology」に掲載されたことを心よりお祝い申し上げます。先生のご尽力に深く感謝いたします。今後のさらなるご研究の発展をお祈り申し上げます。
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