「The Annals of Thoracic Surgery」掲載研究論文用Figure

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          本研究成果は、心臓および胸部外科分野の医療専門家を対象とした国際学術「The Annals of Thoracic Surgery」に、2021年02月16日にオンラインで公開されました。

          当社は、三尖弁置換術において、保存された弁が適切に折りたたまれた状態で人工弁が置換されるFigureを作成いたしました

          DOI:https://doi.org/10.1016/j.athoracsur.2021.02.004


          Client

          日本大学医学部 町井 洋二郎 先生
           

          研究概要

          三尖弁置換術(TVR)において、房室ブロックの予防や右心室機能の維持を目的に自身の弁尖を保存することがありますが、まれにパンヌス形成による人工弁の機能障害が問題となることがあります。本症例は、Redo TVR後2.5年で重度の三尖弁閉鎖不全を呈した48歳女性の報告です。Redo TVRでは豚由来の生体弁を使用し、自身の弁の部分保存が行われましたが、術中に前尖部でパンヌス形成と人工弁の開放固定が認められました。不適切な弁尖の折り畳みがパンヌス形成を促進したと考えられ、再手術では人工弁を再置換し、保存されていた弁尖を切除しています。本症例は、三尖弁置換術における弁尖保存の適応を再考する重要性を示唆しています。

          画像の役割

          ラインアートで制作したメディカルイラストです。複雑な解剖学的構造や手術手技をシンプルかつ明瞭に伝える手法です。三尖弁置換術における弁尖の折り畳みと人工弁の配置の相互関係を明確に伝えるなど、特定のプロセスや手技の要点を迅速に理解できるようにするために選択しました。

          この度、「The Annals of Thoracic Surgery」に掲載されたことを心よりお祝い申し上げます。先生のご尽力に深く感謝いたします。

           

           

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