本研究成果は、呼吸器医学分野の症例報告に特化したオープンアクセスの学術誌「Respiratory Medicine Case Reports」に、2021年06月24日にオンラインで公開されました。
当社は、横隔神経ブロックのFigureを作成いたしました。
DOI:https://doi.org/10.1016/j.rmcr.2021.101455
Client
札幌医科大学医学部 中山 龍一 先生研究概要
この論文では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の患者において、両側持続的横隔神経ブロックが治療困難な強い吸気努力を効果的に制御し、肺損傷を改善する可能性が示されています。神経筋遮断薬(NMBA)の長期使用が困難となった73歳男性患者に対し、両側持続的横隔神経ブロックを施行。吸気努力が抑制され、肺の状態が改善しました。本手法は、NMBAの長期使用に伴うリスクを軽減しつつ、肺損傷を引き起こす吸気努力を制御するための有望な選択肢として提案されています。ARDS管理において吸気努力の抑制が課題となる症例に、新たな治療戦略を提供する可能性があります。画像の役割
この図はシンプルながらも解剖学的正確さを重視したデザインです。必要な解剖学的構造を吟味し、重要な神経や筋肉、血管が正確に描かれ、色分けやラベルで明確化、本手技とその解剖学的基盤が直感的に理解できるよう工夫しています。
この度、「Respiratory Medicine Case Reports」に掲載されたことを心よりお祝い申し上げます。先生のご尽力に深く感謝いたします。
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