Our Works

「JTCVS Techniques 」掲載研究論文用Figure

作成者: MEDICAL FIG. 編集部|Jun 15, 2026 12:00:00 AM

概要

 株式会社メディカルエデュケーション(本社:東京都杉並区、代表取締役:落合隆志)は、福岡大学病院 心臓血管外科 寺谷 裕充先生らによる研究論文「Papillary muscle relocation for mitral regurgitation attributable to flail but tethered commissure associated with a left ventricular aneurysm」が学術誌『JTCVS Techniques』に掲載されたことをお知らせします。本論文は、左心室瘤に関連して乳頭筋偏位が生じ、交連部の逸脱とテザリングを伴う僧帽弁逆流を呈した症例に対し、乳頭筋再配置を含む修復を行った症例報告です。腱索断裂と弁尖テザリングという複合病変への対応が記載されています。本論文に掲載されたFigureの制作を、株式会社メディカルエデュケーションが運営するMEDICAL FIG.が担当しました。 

本研究で用いられたFigure

左心室瘤に伴う乳頭筋偏位と腱索断裂による術前病態を示すとともに、肉柱切離、乳頭筋頭の近接縫合、edge-to-edge縫合の各手技を段階的に整理したFigure。病態と手技の対応関係を視覚的に把握できる構成とした。 

 

研究者情報

研究者名:寺谷 裕充 先生  

所属:福岡大学病院 心臓血管外科  

 ※ご依頼当時のご所属を基に記載しております。現在のご所属と異なる場合がございますので、ご了承ください。 

掲載論文著者:Hiromitsu Teratani, MD / Kiyoyuki Eishi, MD, PhD / Kikuko Obase, MD, PhD / Yuko Nakao, MD / Kazuki Hisatomi, MD, PhD / Takashi Miura, MD, PhD  

 

本研究におけるFigureの役割

 本Figureは、査読過程で求められた「病態と手技を視覚的に示す模式図」として制作されました。図では、左心室瘤の局在、正常心筋との境界、ならびに瘤による心室変形と乳頭筋偏位の関係を整理し、術前病態の概念が把握できる構成としています。あわせて、肉柱切離、乳頭筋頭の近接縫合、弁尖固定という手技の流れを段階的に配置しています。これにより、術式のポイントだけでなく、その前提となる病態と手術操作の対応関係を一つの図の中で把握できる構成となっています。 

 

Figure制作において配慮したポイント

 制作にあたっては、左心室瘤による心室の形態変化と、それに伴う乳頭筋の偏位との関係が分かりやすく伝わるよう、病態の整理を行いました。具体的には、乳頭筋頭の位置関係に加え、左心室瘤の位置や正常な心筋との境界を示し、瘤部と正常壁の色調を分けることで、視覚的に理解しやすい表現としています。 また、手技図では、肉柱切離、乳頭筋頭の近接縫合、弁尖固定の各ステップを順を追って配置し、病態と手術操作の関係を自然に追える構成とすることで、読者が全体像を把握しやすいよう配慮しました。 

 

論文情報

論文タイトル:Papillary muscle relocation for mitral regurgitation attributable to flail but tethered commissure associated with a left ventricular aneurysm  

掲載誌:JTCVS Techniques  

公開日:2025年11月25日

DOI:https://doi.org/10.1016/j.xjtc.2025.102166

 
 
 

株式会社メディカルエデュケーション / MEDICAL FIG.について

株式会社メディカルエデュケーション(株式会社SCICUSグループ 本社:東京都杉並区、代表取締役:落合隆志)は、医学・生命科学・ヘルスケア分野を中心に、研究者や専門家の思考整理、研究構造の可視化を支援しています。

MEDICAL FIG.は、同社が提供する医療・研究分野向け可視化支援サービスです。研究内容や実験系の背景を踏まえ、論文Figure、Graphical Abstract、模式図などの制作を通じて、研究成果の伝達を支援しています。

 

お問い合わせ先

株式会社メディカルエデュケーション
コーポレートサイト:株式会社メディカルエデュケーション 公式サイト
お問い合わせフォーム:お問い合わせフォーム