本論文は、広く生命科学分野の新規知見を発信するオープンアクセス誌「Cell Reports」に掲載されています(公開日:2025年11月20日)。当社は、肺がん特性を精密に再現するLCOオルガノイドモデル系の概要を示す図(Figure 1–4)のイラストを担当しました。
DOI:https://doi.org/10.1016/j.celrep.2025.116595
慶應義塾大学医学部 寺井秀樹先生
※ご依頼当時のご所属を基に記載しております。現在のご所属と異なる場合がございますので、ご了承ください。
本論文は、肺がんオルガノイド(LCO)研究の現状と将来展望をまとめた総説です。LCO が肺がん生物学の理解から治療開発・精密医療まで、臨床研究を大きく前進させる可能性について整理しています。
本イラストは、論文の構成に合わせて、LCO オルガノイド研究の概要、LCO の樹立と解析プロセス、肺がん生物学の理解深化に向けた活用、臨床応用への展開の 4 点を図としてまとめています。
全体の絵柄を揃えることで、各図の印象が統一され、誌面に一貫したまとまりが生まれるようデザインしています。
この度、「Cell report」に掲載されたことを心よりお祝い申し上げます。先生のご尽力に深く感謝いたします。今後のさらなるご研究の発展をお祈り申し上げます。