実績紹介

「Cells 」掲載研究論文用Figure

作成者: 編集部|Jan 28, 2025 9:09:32 AM

本研究成果は、分子生物学、細胞生物学、遺伝学、免疫学などの広範な生命科学分野における研究成果を発表する国際的学術雑誌「cells 」に、2025年1月22日に公開されました。

当社は、研究の概要を示すイラスト作成いたしました

DOI: https://doi.org/10.3390/cells14030165


Client

愛媛大学 渡辺 隆太​  先生
 

研究概要

腎細胞癌(RCC)の研究において、腫瘍周囲血管で発現する前立腺特異的膜抗原(PSMA)が血管新生を促進する可能性が示されました。RCC細胞が分泌する微小小胞が血管内皮細胞をPSMA陽性に変換し、血管新生を誘導することが確認されています。また、PSMAの発現強度が再発率や静脈侵襲と強く相関していることも示されています。本研究は、腎細胞癌(RCC)におけるPSMAを標的とした診断や治療、新たな抗血管新生療法の開発の可能性を示しています。

画像の役割

腫瘍、内皮細胞、小胞、Growth Factorといったサイズの異なる要素を一つのイラストに統合する際、違和感を生じさせない工夫を施しています。特に、小胞内部に含まれるGrowth Factorの描写にはクローズアップ表現を用い、視覚的な強調を図っています。また、Growth Factorが内皮細胞に働きかけてPSMAの発現を高め、血管新生を誘導する過程や、その血管新生が腫瘍に向かって伸びていく様子を、円環上のレイアウト構成で表現し、無駄のない美しさを実現したデザインとなっています。

 

この度、「Cells」に掲載されたことを心よりお祝い申し上げます。先生のご尽力に深く感謝いたします。

 

 

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