MEDICAL FIG.
論文Figureは、査読に最適化されていることが多い。
しかし、評価はその先で決まります。
しかし、評価はその先で決まります。
多くのFigureは査読を前提に構成されていますが、
論文の評価は掲載後にどのように読まれ、参照されるかによって定まります。
MEDICAL FIG.は、その両方を前提に設計を行っています。
多くの研究者が、査読を通過することを意識して、
論文執筆やFigureの作成に工夫を重ねています。
それは、限られた情報の中で研究の妥当性を伝えるための、
自然で合理的な判断です。
そのためFigureも、
投稿規定への適合や、査読コメントへの対応を前提として整えられることが一般的です。
一方で、
掲載後に同分野の研究者がどのFigureを参照し、どのように理解し、引用していくか
までを前提として設計されるケースは多くありません。
論文の評価は、査読の通過だけで完結するものではなく、
掲載後にどのように読まれ、扱われ続けるかによって定まります。
MEDICAL FIG.では、
査読と掲載後の双方の評価を前提としたFigure設計を行っています。
パブリッシュ後の評価におけるFigureの役割
論文は掲載後に評価されますが、
実際には「読む前の段階」ですでに選別されています。
論文の評価は、査読で完結するものではありません。
掲載後、同分野の研究者にどのように参照され、引用され、議論されるかによって、
研究の位置づけは初めて定まります。
一方で現在は、多くの論文が日々提示される中で、
研究者自身も推薦システムや検索を通じて読む論文を選択しています。
「何の研究か」「どこまでを主張しているのか」が安全に把握できるかどうかによって、
その論文が読み進められるかどうかが決まります。
この段階で求められるのは、Figureの見た目の巧拙よりも、
どこまでを想定して設計されているかです。
MEDICAL FIG.の役割
Figureは、研究の構造や論点、他研究との関係性を整理して共有することで、
同分野の研究者にとって理解・参照しやすい状態をつくります。
その結果、論文は引用・議論の中で扱われやすくなります。
査読対応はもちろん、パブリッシュ後の論文が、
同じ専門分野の研究者にどのように読まれ、
-
-
研究の構造
-
論点の射程
-
他研究との接続可能性
-
これらが、同じ専門家の読者にとって整理された形で共有されることで、
筆者が意図している研究上の思考や射程が、
読者側でも把握・参照しやすくなります。
つまり、研究の全体像と主張の範囲を、読み手が迷わず把握できる形に整えることです。
結果として、
論文がその後の研究や議論の中で
扱われやすく、引用・参照されやすい状態になります。
Figureの設計を問い直すタイミング
Figureの整理や設計は、投稿直前の対応から中長期の研究計画まで、
さまざまな場面で必要になります。
時間的制約や構造の整理、チーム全体での統一など、多様な状況で利用されています。
MEDICAL FIG.は、こうした状況で利用されています。
■タイトなスケジュールの中で
-
- 投稿後の指摘を受けて、図の見せ方や整理を見直す必要が生じた
- 投稿期限が目前に迫っており、図の整理に十分な時間を割けない
■投稿前に、Figureの役割を整理したい場合
-
- 図ごとの役割や主張の射程を、投稿前に一度整理しておきたい
- まずは査読対応を見据え、どの構造をどの図で固定するかを考えたい
■中長期の計画がある場合
-
- 総説・レビュー論文で、分野内の研究構造を俯瞰する図が必要
- 複数報にまたがるシリーズ論文で、図のトーンや論点を一貫させたい
■研究チーム・組織としての観点
-
- 研究チーム全体で、Figureのトーンや品質を底上げしたい
- 製薬企業・企業研究所などの研究成果で、専門外の読者も強く意識する必要がある
■思考・前提の違和感を感じたとき
-
- AIや既存テンプレートで図を作成したが、研究の意図や射程と噛み合っていない
- 図は揃っているものの、主張の軸が複数ありどんな研究なのかが第三者視点で分かりにくい
実績と信頼|国内外主要ジャーナルへの掲載実績
これまでの掲載実績をもとに、
各ジャーナルにおいて論文がどのように読まれ、扱われるかを踏まえ、
Figureの整理を行っています。
掲載誌の特性に応じたFigureの設計指針
● Top International Journals(Nature / The Lancet / NEJM 等)
広範な読者層を持つトップジャーナルでは、論文が専門領域を超えて参照されます。
Figureには、前提知識の異なる読者間でも解釈が齟齬なく収束する「情報の整理」が求められます。
- 設計の力点: 研究の全体像と結論の相関を、一目で把握できる構造に落とし込む。
- 主な対応実績: Nature / The Lancet / NEJM
● 基礎研究トップジャーナル(Nature系・Cell系 等)
同分野の研究者による精読や、データの再利用が前提となる領域です。
Figureは単なる視覚的補助ではなく、論理構築の基点としての機能が重視されます。
- 設計の力点: 複雑な因果関係や新規性を、再利用可能な粒度(解像度)で可視化する。
- 主な対応実績: Nature Communications / Signal Transduction and Targeted Therapy / Science Advances / Cell / Cell Reports / Cell Stem Cell など
● 臨床研究ジャーナル(NEJM / Lancet レンジを含む)
臨床的な妥当性や判断の根拠が厳格に問われる領域です。
専門外の医師や研究者も参照するため、一貫した評価軸の提示が必要となります。
- 設計の力点: 評価軸と対照関係を明確にし、根拠から結論に至るロジックの透明性を担保する。
- 主な対応実績: The Lancet / NEJM / Clinical Cancer Research / Diseases of the Colon & Rectum など
● 外科・形成外科・臨床系専門誌
手技のプロセスや解剖学的構造、術後経過の正確な理解が重視される領域です。
教育的な視点と、第三者が再現できるだけの情報密度が求められます。
- 設計の力点: 手技や構造の変化を段階的に追い、視覚的に追体験できるシーケンスを構成する。
- 主な対応実績: Plastic and Reconstructive Surgery / PRS Global Open / Neurologia medico-chirurgica など
※掲載・投稿実績の取り扱いは、研究段階や契約条件に応じて異なります。
※具体的なジャーナル名・関与範囲については、個別のご相談時に説明しています。
Our Works|掲載実例を見る
ご依頼の流れについて
ご相談からFigure作成までの流れをまとめています。
必要に応じてご確認ください。
1. 無料相談フォームの送信
現在検討されている論文やFigureについて、状況をご共有ください。投稿予定の論文、作成中のFigure、査読コメント対応など、
具体的な内容をもとにご相談いただくケースが中心です。
まだ構想段階の場合でも、
「どの図で何を整理すべきか」といった観点からご相談いただけます。
研究の進捗や目的に応じて、整理が必要なポイントを確認します。
※ 営業電話や無理な勧誘は行っていません。
2. 初回ヒアリング(無料)
現在のFigureや研究の状況についてお話を伺います。
作成済みのFigureがある場合は、第三者視点で「どのように読まれるか」を確認します。
構想段階の場合は、研究の構造や論点の整理から行います。
3. 設計方針の整理・お見積り(無料)
フォームおよびヒアリングでご共有いただいた内容をもとに、
Figureの方向性を整理します。
投稿先ジャーナルや論文内容、Figureの状況を踏まえ、
どのように整理・構成するのが適切かを具体的にご提案します。
あわせて、お見積りと進行イメージをご案内します。
4. ご依頼確定・進行開始
内容にご納得いただけた場合にのみ、正式なご依頼となります。
方向性の整理から納品まで一貫して対応します。
5. Figure設計・作成
以下のような流れで進行します。
研究構造・論点の整理
Figureごとの役割設計
ラフ作成・調整
最終調整・仕上げ
ラフ段階では、方向性が固まるまで打ち合わせと修正を行い、設計を確定していきます。
※大きな仕様変更がある場合は、別途ご相談させていただきます。
6. 納品・完了
各Figureについて、
「何を示しているか」「どこまでを主張しているか」が
第三者にも誤解なく伝わる状態での完了を重視しています。
Figureの利用範囲やライセンスについては、
論文投稿からパブリッシュ後の活用までを前提に整理しています。
論文作成時点では複数の投稿先候補が想定されるため、
投稿規定や利用条件に応じて、柔軟に対応できる形となっています。
また、アクセプト後の学会発表や講演、プレスリリースなど、
パブリッシュ後の利用についても、必要に応じて調整が可能です。
詳細はご相談時にご案内しています。
詳細はご相談時にご案内しています。

